• Rain leak/water stop waterproofing work

    雨漏り・止水防水工事

    どんな雨漏り・漏水も必ず止めます

従来より打繋部やクラック等の漏水の止水工法として様々な工法で工事をおこなっていましたが、パーフェクトな工法は殆どありませんでした。耐久性という点では信頼性の乏しい状況で、都心部に於ける大規模な深度化が進行する中で、止水・防水にますます高い技術が要求されている現状に出来たのが、水膨張性止水材注入工法です。この工法は今までに無かったほどの高い技術で、ほぼパーフェクトに止水・防水をします。

特長

  1. 事前の計画が可能

    打繋部の止水・防水が計画的に検討できます。

  2. 施工の容易性

    機動性のある機器により現場の省力化が図れます。

  3. 止水・防水の確実性

    注入剤の膨張圧により微細な隙間まで圧入できるため止水効果が抜群です。

  4. 効果の長期持続性

    注入剤は耐久的に優れ効果が長期間持続します。

  5. 安全性

    作業者及び環境面への安全性は公的機関により証明されています。

  6. 経済性

    従来の工法に比べ最初の施工で長期間持続します。

インジェクトパッカー工法の施工方法

  • STEP.01作業用仮設足場設置
  • STEP.02調査・マーキング
      漏水箇所のクラックの大きさを計測、鉄筋探査機による調査および注入孔ピッチ、斜穿孔の角度を決める。
  • STEP.03穿孔
      電動穿孔機に外経10.5~13.5mmのドリルを用いてクラックを貫通させ、穿孔経内を高圧エアーで清掃する。
  • STEP.04注入プラグ(パッカー)設置
      穿孔経内に外経10.0~13.0mmのパッカーを差し込み、注入圧力20kg/c㎡以上に耐えられるようにしっかりと固定・設置する。
  • STEP.05水膨張性止水材注入
      パッカーよりホース注入ポンプに接続して初期圧力2.0kg/c㎡以上に達するとクラック全体に浸透し、更に構造物背面に充填され表面により注入剤が溢出する。その時点で注入を完了する。(注入圧力管理とする。)
  • STEP.06平滑仕上
      圧力注入された水膨張性止水材はクラックの中に浸透し、ひび割れ内部の隙間に発泡し、十分に材料が充填され、硬化したのを確認の上、パッカーを撤去、漏水がないことを確認し、穴埋めを行う。周辺コンクリートの色彩に合わせて配合モルタルで平滑仕上で整える。施工完了後は、原状に近い近似仕上げに仕上がる。

施工例

調査マーキング

注入口穿孔

注入プラグ取付

注入プラグ取付(拡大)

水膨張性止水材 止水剤注入 施工中

水膨張性止水材 止水剤注入 施工中

水膨張性止水材 止水剤注入 施工中

止水剤充填状況

止水剤充填状況

施工手順

  1. 1調査診断
  2. 2養生・マーキング
  3. 3注入孔穿孔
  4. 4注入孔内部清掃
  5. 5注入プラグ(パッカー)設置
  6. 6水膨張性止水材注入(親水注入含む)
  7. 7仕上
  8. 8清掃

施工工程

  • STEP.01現場調査
    ①漏水箇所を確認し、原因となっているひび割れ(幅や長さ)やコンクリート打ち継ぎ(幅や長さ)又はジャンガ等の範囲を調査する。必要であればコンクリートの劣化状況等を調査する。
    使用工具:打検ハンマー
  • STEP.02マーキング養生
    ①現場状況や仕様に応じて注入孔の位置を決定しマーキングをする。
    ②周辺の床や壁又は機材などにシート類にて養生をする。
    使用工具:チョーク・ブルーシート・ガムテープ類
  • STEP.03注入孔穿孔
    ①マーキングした箇所にハンマードリルなどでななめに穿孔する、この時打ち継ぎ面やひび割れ面の躯体中央より奥を貫くよう垂直より30度で穿孔する。
  • STEP.04注入孔内部清掃
    ①ブロワ―等にて穿孔穴部内の切削粉を十分に除去・清掃します。
    使用工具:ブロワ―等
  • STEP.05注入プラグ取付
    ①注入孔に注入プラグ(逆止弁付注入用)を差し込み、メガネレンチ等で十分に締め付ける。
    ※締め付けが充分でないと注入時にプラグの抜けにつながるのでしっかり締める事。
    使用工具:メガネレンチ・充電ドライバー
  • STEP.06ハイドログラウトAの調合
    ①ハイドログラウトAの硬化速度をコントロールする促進剤の基本添加量はハイドログラウトA18㎏に対し0.8㎏する。
  • STEP.07ハイドログラウトA注入
    ①注入ポンプ(高圧ポンプ等)により注入開始、打継ぎ等水平部は片端部より、縦及び斜めのひび割れは最下部より注入し、隣接注入部より漏水等の箇所からの樹脂の流出等により確認し順次注入する。
    使用工具:注入ポンプ
  • STEP.08仕上
    ①全面注入完了後、注入材の硬化を見計らい、注入プラグを撤去。
    ②モルタルやメクラ栓などで穿孔穴を塞ぎ仕上げを行う。
    使用工具:ハンマー・メクラ栓・左官ゴテ
  • STEP.09清掃
    ①あふれ出た注入材をかたづけ、施工箇所をきれいに清掃する。
    使用工具:ホウキ・塵取り